- ◆ [WIN] 僕と、僕らの夏−完全版− /light
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昨年、最高傑作の名を欲しいままにした『僕と、僕らの夏』の 完全版。オリジナルの Win版と DC版、そして、その二つをマージ+シナリオを追加した「Special Mergeバージョン」を含む内容。ちなみに、私の Win版、DC版のプレイ履歴は、以下のとおり。
PC版: *, 冬子, 貴理, 有夏, 裏貴理, 裏冬子,OMAKE,
DC版: 貴理, 有夏, 冬子, 恵,裏,で、「Special Mergeバージョン」を↓。
1st、貴理
いや〜、やっぱ良いねぇ。貴理の長台詞、さいこ〜〜〜っ!!
と、ラストの新婚さんモードは、PC版かー。や、DC版の方が、圧倒的に凄いと思うんですけど〜〜。って、永山さんトコ を見ると、選択肢で DC版にも分岐するのか。
2nd、有夏
「ちゃんと、つきあってくれるって」
うきぃ〜〜、やっぱ、この台詞、さいこーーーーーーーーーっっっ!!あぁ、この朝の恭生と貴理のやりとりも最高だよなー。
うわ〜、ソフトクリームイベント。有夏のラブラブぶりも素晴らしい。展望台もさいこーー。で、夜の学校での、恭生と貴理。うわ〜、やっぱ、すごいよな〜〜。でも、ここで場面転換しちゃうのは、ちと、「逃げ」だよな。<というか、余韻というか、場面転換の使い方が、微妙に下手な気が(^^;。
「あたし……恭生の彼女、だったよね!」
号泣、だだ泣き(T-T)。やっぱ、このシナリオ、素晴らしいわ〜〜。3rd、恵&冬子
やはりこのゲームは、恋に必死な有夏が素晴らしいのであり、有夏ぁぁぁぁ〜〜。
“ずっと、ずっと大好きだったよ。”、くぅ〜、貴理も〜〜〜。そゆわけで、山方面に進んで、ラストの恵ちゃんも、なかなか素晴らしい〜〜。
セーブデータから学校方面。
ほんとキレイなエンディング。でも、ラストシーンは、やはり裏のほうがいいなー。で、裏ルートと思ったら、まだ、条件満たしてないらしい。……あ、有夏のハッピーエンドを忘れてた(汗;。<というか、有夏にハッピーエンドなんて不要だよね。<をい
そゆわけで、4th は、有夏方面をはじめから。
“……先輩に、返しますから”“ずっと、好きだったの”と、くぅ〜〜〜〜〜。5th、a side role
英輝、……いきなり高感度が大幅ダウン。しかも、謎のギター曲。って、有夏もあるのかー。
な、なにゅ〜〜。や、この視点は、めちゃ凶悪。うわ〜、オリジナルは、[漫画]『星の瞳』なテクストかと感じたのだけど、この視点で見ると、むしろ、小泉まりえの「好きシリーズ」、少女小説的な味わいだよなー。本気でその方向で、べたべたにやってくれたら超絶賛だったのだけど、さすがに、明確に意識してなさそうなのが残念。<でも、気分はもう「♪だめ、だめ、だめ、この恋ぃはぁ〜」
お祭り、ちょっとシナリオ遊びすぎ(^^;。というか、この追加シナリオって、本編の補完というよりも、二次創作的な要素が強いと思うのですけど、気のせいですかー。
がふっ、こんなの、こんなの有夏じゃねーーーーーーーーっ!!! いや、恋愛モノとしても、そりはちと下策だろ〜〜。
でも、ここら辺の英輝と有夏は素晴らしい。と、おぉ、やっぱ、英輝と有夏は、めちゃくちゃ良い〜〜。……や〜、なんだか、この一連の展開、英輝がむちゃくちゃ良い味出してるんですけど〜〜。
と、そっちのルートかー。ちと残念。や、でも、やっぱ、この終盤は素晴らしい〜。と、だんだんだんだんだんっ!! はははははははははははははぁーーー。って、おい、有夏〜。という感じで、終了。なんやかんやで、この追加シナリオも、素晴らしすぎる〜〜。
6th、裏貴理
『悲しくないよ、平気だよ』。やっぱ、このルートは恵ちゃんかー。……ねこさんっ!
7th、裏冬子
最後の夜から朝にかけての、学校のシーンはいいよなぁ。『僕夏』中でも、特に好きなシーンなんだよねー。
“僕の声、この空にとどけ”
うーーー、もう、泣ける。めちゃくちゃ泣ける(T-T)。
と、コレで、本編クリアでオマケ起動だと思ったら、オマケ開かない、何故だぁ〜〜。
で、いろいろ試行錯誤しつつ、試しに、『a side role』をスキップで流してみたら、途中で、未読が発生する罠。<や、選択肢がなかったので、もう終了かと思ってたのだけど、再プレイすると、シナリオ変わるんかい。そゆわけで、↓。8th、a side role → 2nd
ぐはっ、なんか、妙な展開になってるんですけどー。って、もしかして、そのルートですかぁーーー。つまり、有夏のアレな心情が見れるという、めちゃくちゃ期待〜〜。
うわー、もう、痛い、有夏、痛すぎるーーーー。
なにゅーー、そういう展開ですとー。えーと、これを本編でやるのは、いろいろな意味で、頭悪いと思うんですけどー。あー、でも、その後のバーでの冬子さんは、かわいいねぇ。
……と、うーーん、期待してただけに、このシーンはがっくし。や、ここら辺が難易度高いのはわかるのだけど、その程度の描写では、正直、やる意味ないと思うのですがー。
そもそも、追加シナリオは、有夏補間がメインという関係のためか、かなり一昔前の少女小説的な手法が、より使われてると思うのだけど、その少女小説的な手法が、中途半端というか使い方が甘いというか、どうにも、十分に効果が発揮されてない気がするのだけど。う〜〜ん。
で、今度こそオマケモードと思ったのだけど、うぐぅ、まだ条件足りないのかー。……そゆわけで、ひたすら再プレイ再プレイ。と、いつの間にかにフラグが立ったのか、また、「a side role」の別シナリオが発生してるよー。
?th、a side role → 3rd
あ、この夕立な一連のシーン、すごく良いんですけどー。うわっ、この展開も、凄いことになってますよーーー。というか、このルートで、コレ。有夏の一人称、むちゃくちゃ、むちゃくちゃ、もう、むちゃくちゃ良いよーーーーーーーーーっ!!
ぐはっ、ほんとにほんとに、このルートの有夏ちゃん、めちゃくちゃ可愛ゆすぎる、可愛ゆすぎる、可愛ゆすぎる〜〜。
そんなこんなで、なんだー、その場面転換はー。いや、それは「逃げ」だろう(^^;。<って、もともと、このシナリオライターさん、わりと難しいシーンを書かないで逃げる傾向があるような気がするんですけど。って、良いシーンなのに、空が青空なのは、まずいだろ〜〜〜。
と、うわ〜〜、台風のやり取り、こうくるかっ。や、英輝、素晴らしい〜〜。
いや〜、この追加シナリオは、めちゃくちゃ大満足。ほんと良かった〜〜。
ラスト、眼鏡
ボーイ・ミーツ・ガール。素晴らしい。って、だから、そこで、エンディング曲に行くなー。<ここの演出は、すごくもったいないと思うというか、演出、きちんと考えて、改善しろよっ。
総評
もともと、最高傑作なゲーム。で、この完全版で追加されたシナリオは、ボリュームも多く、出来も悪くなく、かなり満足。ちゅうか、凶悪。や、オリジナルPC版、DC版と出てるので、今更な気もするけど、恋愛ゲーム好きなら、買えっ、というか、少女漫画&少女小説の面白さを理解できる人には、これ以上のゲームは、存在しないと思うのだけどなー。
[ 2003.08.24 ]