7/2 at Foxborough Stadium in Foxborough, Massachusetts
今回の会場Foxborough Stadiumは先ごろスーパーボウルに出た New England Patriots の本拠地。うちから車で3時間程度。ボストンからは一時間弱(多分)。前回持ち物検査が全くなかったので楽勝と思いMD, デジカメ持ち込み決行を目論むも失敗。身体検査付きの厳重さだったのだ。
前回で学習して今回は開演予定時間後に会場へ。前座の間ホットドッグやピザで腹ごしらえをする余裕ぶり。
追加決定直後に取ったチケットは何とスタンド2列目!それも真横ではないが相当舞台に近く、位置が高い分その辺のアリーナよりずっといい席。それに後で気づいたこと。アリーナは踊れない。全員椅子の上に立っているので(日本では禁止されますね)。席がいいためか周囲は熱狂的ファン率高し。
観客は前回より更に高アングロ率で95%以上?我々以外ヒスパニックのおにいさんを数人見かけたのみ。皆アイルランド移民の子孫か?
フィラデルフィアではチケットが捌けずキャンセルが出ており中止を恐れたが、結局本番頃には満席に。
さていよいよ開演です。皆さんはご存知ないでしょう、わたしは知っています。U2メンバーはね、この目の前のそこから出てきてね、その通路を通って花道に上がるんだよ。
しかし、、、ガーン!今回は前回とは逆に対岸の扉から登場。I'm soooo disappointed!
この時バックで流れていたのは、前回は気付かなかった多分実家にLPが残っている大昔のイギリス?ドイツ?のグループ「M」(今時誰が覚えてるかって)の"Pop Music"だった。
私の下では熱狂的ファンと思われるおじさんが踊り狂い「スーパー・マッチョ」(多分カッコイイってことを言いたいんだと思う)と叫ぶ。その横では女の子やおばさん達が絶え間なく踊り続ける。ライブは周囲のノリがいい方が楽しいに決まっている。このうち一人のおばさんの動きが見慣れないと思ったら後の Nashville 旅行でカントリー・ダンスと判明。実に旅行は勉強になる。
しかしおじさんはアンコール前に消えてしまう。太目だったので血管ぶちきれでないか心配。
今回"I Still Haven't Found What I'm Looking For"から"Stand By Me"への流れでは不覚にも落涙。曲だけでなく Bono の MC のせいでもあるのだが、「アメリカで生きるということ」とは、を思わせる場面なのだ。どう言ったらいいでしょう、「自由と希望の国アメリカ」で暮らすことは素晴らしいことであり、同時によりどころなく辛く厳しいことでもあるのですね。そうした共感が外国人であるU2のメンバーと移民の子孫である観客の間にあるわけです。
小雨のせいか花火は省略。しかしアンコールが終わり一度引っ込んだ後再度出て雨の歌を演奏するおまけつき。お得で前回より上出来(異論はあるらしいが私はそう思う)の楽しいコンサートだった。
帰りはスタジアムの内外ですごい渋滞。フットボールの試合後毎回これじゃ大変だ。ホテルが近いからいいけれど。