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97年7月

7/2
ミニアメリカぐるめ探訪--その11
I-95から見える"Best sea food!"(に食べ物雑誌で選ばれたことがあるらしい)の看板で気になっていた「U.S.S. Chouder Pot III」へ。場所は New Haven のちょっと先 Branford. 店内は暗いし装飾が船の中だがファミレス風。看板メニューのシーフード・チャウダーはよかった。生クラムも(残念ながら牡蠣は品切れ)フライド・ソフト・シェル・クラブも悪くなかったが、ごちそうを食べに行くというより気軽に軽食をという店か。

U2追っかけライブ・レビューその2---ボストン編

7/3
タングルウッド音楽祭鑑賞記

7/4
Happy birthday America! 今日は Independence Day(独立記念日).一般にこの名前ではなく"4th of July"と呼ばれる。アメリカで最も重要な記念日。各地で派手に花火で祝う。

7/5-7/10
ナッシュビル旅行記

7/10
日本でも散々騒がれているので短めに
伊良部メジャー初登板観戦記
今度は遂にメジャー。対デトロイト(飛行機の乗り継ぎでさっきまでいた場所)・タイガース戦を見にヤンキースタジアムへ。ここへ行くために使う125th Street 駅はハーレム真っ只中なので、ええと、ちょっとだけ恐い感じ。Nashville から飛行機、車、電車、地下鉄を乗り継いでの直行で辛い。が、見逃せないので仕方がない。
上から数えた方が早いスタンド席だがピッチャーがよく見える内野席。選手紹介で伊良部(をどう発音するかまでが地元新聞ネタになる程の人気)がコールされると満場の観衆が大喝采。2回まではあっという間に終わり、3回の小ピンチと5回の大ピンチを切り抜けた後は相手チームが乱調で、長い6回裏を待った観客へのサービスか7回をちょっと投げて降板。野球でこんなに力入ったのは初めてだ。歓声に応えて再度挨拶に出た伊良部のにこやかで晴れやかな様子に私も感無量。
帰りに伊良部Tシャツを着たら地下鉄で人気者になり、伊良部やアメリカ出身スモウ・レスラー・チャンピオン"Chad"(曙)の話題で民間文化交流。ニューヨーカーは伊良部のような国際的友達を大歓迎、だそうです。

6/20 伊良部AA登板観戦記はこちら

7/15
Toad's Place ライブ体験記2
再度 New Haven のライブハウス"Toad's Place"へ。早すぎると思いつつ開場直後に着いてしまい中はほぼ無人。「Pepe's」にピザを食べに行ったら臨時休業で、隣の姉妹店「The Spot」はたいして並んでいないし並ぶ間に注文を取られて予定の待ち時間大幅短縮だったのだ。
今日の出演は「Mordern English」. 10年以上前の小ヒット"I'll Melt with You"しか知らねえ、と思ったらチケットのコピーが「今夜は"I'll Melt with You"」で悲しくなった。10年これしかないのか。
今日は「Toad's Place 22周年記念イベント」なのだが開演時間を過ぎてもガラガラ。前座2組終わって観客は5、60人。その間早く来た特権で数少ないテーブル席に陣取りビールを飲みつつ3時間待ちも余裕(でもないが)。前座のうち1組の演奏者の友達とおぼしき男の子に感想を聞かれ、関係者と知らずけなしてしまう。
メイン・アクトが始まると観客はステージ前に集まって踊り出す。よかった、私が心配する必要はない。80年代の音楽、特にニューロマ(当然死語?)とかを今聴くと気持ち悪くなってしまうのだが、生演奏を聴けば充分イケると思えてしまう。パンクは不滅か?

前回(6/22)の Toad's Place 記へ

7/16
今日なぜか黒人男性達に人気だったのは元来地グロの上 Nashville 旅行以後日本人離れした色黒ぶりで彼らに親しみを感じさせるのかも。電車やエレベーターで話し掛けられたりビルのガードマンに雨宿り(最近夕立ちが多い)に誘われたり。イヤ我ながらアジア系黒人に似ている。
しかし暑い。見知らぬ人と話す話題といえば毎日いかに暑いかということ。

7/17
アメリカの夏って暑い。と思ったら熱波で異常気象だそうだ。例年より10度(華氏)も高い気温とか。

7/20
久しぶりに家周りのトラブルがあって来米当初を思い出した。今月から隣に住んでいる新大家さんちの電話が混線。工事を呼んだら隣が直ってうちが不通に。日曜の今日も修理に来ただけましと言えるが結局24時間電話が使えず。しかし工事ミスのツケをうちに回すと言うので次は電話会社に修理代支払い拒否の交渉をする必要が。そういえばアメリカってこういう風だった。最初の頃は何をするにも苦労したっけ。

新大家さんを昼食に招待した。ヨコメシは疲れる。しかしおそらくお互いに有意義だった。大家さんも店子が謎のアジア人では不安だろう。見た目程無愛想な人ではなかった。

7/23
アメリカぐるめ探訪--その14
マンハッタンのインド料理「Bombay Palace」
アメリカでインド料理と言ったら中華と並んでファースト・フードのような軽食店が多いがここは高級感がある店構え。本格的だが洗練された味わい。
つまみに出た相当香辛料が効いたタコスのようなものと緑色のチャツネがブルーチーズ風味のインドビール Taj Mahal とよく合う。サモサはスナック風より「料理」風。クリーミーなチキン・ティカ・マサラに感激し大袈裟に褒めてしまったが、今まで食べたインド料理の中でも本郷の「ハヌマーン」に次ぐうまさだった。「ハヌマーン」程微妙で複雑な味わいではないように思う。セットで頼んで野菜、ライス(ピラフ風)付き。デザートのインド風アイスクリーム Malai Kulfi はおいしいが too rich. 紅茶もマサラ・ティーも薄いのがアメリカ風だった。

7/25-7/27
ナイアガラの滝見聞録


97年8月へつづく