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97年4月

4/1
朝目覚めるとそこは雪国だった。冗談じゃないよーエイプリル・フールだからって、と新聞にも書いてあるところを見ると、これはただごとではないらしい。だったら許す。

夏用の駐車場の案内が来た。Fairfield の海辺の駐車場を$10で貸してくれるというもの。もしかしたらこの辺も夏は見所がある?リゾート?早速申し込もう。

ロンドン郊外から来たご夫妻とニューヨークで食事した(カズミさん見てますかー?)。 ヒースローからの飛行機がボストンの空港着の予定が大雪で突如フィラデルフィア着に。そこから急遽プロペラ機でニューヨークのラガーディア空港へ。待ち合わせの場所と時間を決めていたので我々はこの間マンハッタンでのんきにお買い物。家に帰って留守電を再生したら、各空港から転々と入っているメッセージが苦労をしのばせる。大変だったなあ、私なら泣いてる。
さて、本当に空港を閉鎖する程ボストンは大雪だったのでしょうか?雪慣れしているはずの空港が?
慰めようと彼らには「フィラデルフィアはボストンより暖かい」「ニューヨークは東京の都心と同じで雪は積もらない」「うちの辺には結構積もっていて」などと言ったが、内心何かポカがあったのではと疑っている。だって、アメリカって...
追記:この時ボストンは記録的大雪だったと後に判明。疑ってごめんなさい(誰に謝る?)。

そんな訳で、何とか無事会えたものの時間が遅くなったため予約したステーキ・ハウスからホテルの近所の寿司屋に変更。 ニューヨーク観光案内(よく知らないけど)、イギリスの暮しはいかが?などすべき/したい話があったのに、実際したのはサケ皮(ニューヨークの寿司屋で出す。鮭の皮を炙ってつまみや巻寿司にする)が、顔に蕁麻疹が、庭に杉の木が、とかどうでもいい話。せっかくの機会が。楽しかったんだからまあいいか。

4/2
時事ネタ。時事ものの話は苦手だが、時々全米を騒がす事件がある。O. J. シンプソンとか、ジョンベネ殺し(誘拐の脅迫状と遺体が自宅で見つかった美少女)とか。最近では彗星の接近?で集団自殺したカルト教団。O. J. 事件の時はまだアメリカに来ていなかったが、その後の裁判(O.J.は刑事裁判で勝訴、民事で敗訴)でも大変な話題だった。ジョンベネ事件の犯人は結局誰だったんだ?一応関心はあったがよく知らない。日本でワイドショー見てる人の方が詳しいかも。

さて、そのカルト教団だが、中高年の信者が多いのに驚いた。アメリカの知人に「ニュー・エイジ」の話を聞いたことがある。昔ヒッピーだった世代の人々が、子育てや仕事が一段落して、再び精神的な何かを求めて始めたムーヴメントだと言うのだ。私は新しい思想は新しい世代のものだと思っていたのでこの話が意外で興味深かった。
日本ではオウムにしても若者の宗教。カルト教団の行動の是非はともかく、いくつになっても思想的に影響を受け続け、成長(でなくても変化でも)を続ける人々がいるのはすごいことではないか。

4/3
アメリカぐるめ探訪記--その5(ぐらいか?)
New Haven でトップクラスのレストランで食事した。「Gennaro's Ristorante D'Amalfi」という覚えられそうにない名前のイタリアン。
で、どうだったかと言うと、これが極めていい店だったのだ。I lo-o-o-ve this place! 私は間違っていた。今までわざわざニューヨークまでごはん食べに行ったりして。外食は地元に限る。

メイン(アメリカではこれを「ディナー」と呼ぶ)の前の口直しのシャーベットや、食後酒(ゼブッカ??とかいうアプサンみたいな薬草っぽいリキュール)まで出る「ちゃんとした」レストランなのに、ブライアン(という名前のテーブル係)はフレンドリーだし値段は安いし量は多いし何よりおいしいし。やはりフィラデルフィアで行ったような超高級レストランは肩が凝っていかん。これ位が丁度(傍からは場違いな子供に見えているとは思う)。

アンティパスト、サラダ、パスタ、メインを頼もうとしたら多すぎると言われ、泣く泣くパスタをやめたがまだ多かった。親切にもメインには小さいパスタのおまけ付き。毎度の後悔はパンをたくさん食べたこと。アメリカでは必ず最初に出るのでつい待つ暇にあかせて食べ過ぎてしまう。
日本でも気に入ってよく飲んでいたイタリアン・ワイン「キャンティ」の赤をグラスで頼み、アンティパストにエスカルゴ。なんと醤油味。季節のサラダは大好きなルッコラ(ロケット)が入っているというので頼んだが、本当に入ってた?
メインに私はえびと帆立貝のマリネソース、夫はキャットフィッシュ(なまず。白身で、うーん、カレイに似てるかなあ?あんこうかなあ?)。キャットフィッシュは特大切り身2切れあり(一匹分と思う)、帆立はいまだかつて食べたことがない程あった。二人分絶対一皿で充分。
入り口の前に並んでいたケーキをデザートに楽しみにしていたのに、またもや(フィラデルフィアでも食べられなかった)入る余地なく断念。次はもっとうまく頼むぞ。
という「また来たい」お店でした。

おまけ:アメリカで食べる珍しい(日本では)魚が何味か: 「マヒマヒ」は鳥に似ている。「ブルーフィッシュ」はまぐろに似ている。私見です。

4/5
ダイレクト・メール
わたしは通販カタログが大好き。以前から見たいと思っていた「ヴィクトリアズ・シークレット」(男性は気にしないで下さい。有名な女性下着の通販カタログ。アメリカには小売店も)のカタログが突然届いてうれしかった。と思う間もなく連日続々各社のカタログが送られてきて、今度は気持ち悪くなってしまった。誰だー名簿を売ったのは!?そのうち「アメリカ通販ガイド」をまとめようと思っていたが、その気が激減。

アメリカ生活も数ヶ月を過ぎると、宛名入りダイレクト・メール(アメリカではダイレクト・メールの多くは「人」ではなく「家」宛てに来る)が届きはじめた。各種セールスから生命保険、必ず一万ドル得するくじ等の怪しいものまで。厄介なのが寄付のお願い。自分の名前と住所のシールが数シート分「プレゼント」と称して同封されて来る。これはアメリカではとてもポピュラーなもの。各種支払いに小切手を使う等で封書を出す機会が多いため。「これを使うたびに私たちのことを思い出して下さい」とか言われては、寄付をせずには寝覚めが悪い。たいした金額でもなし、しても一向に構わないのだが、この「押売り商法」的やり口と寄付先が「アメリカ退役軍人会」だったりして気になる。

4/6
今日からサマータイム。体調悪い。時差ぼけだ。逆の時は寝坊出来て楽だからまだしも、1時間早起きになる今回は。日本でも夏時間を採用しようなんて気は起こさないでもらいたいものだ。

4/11
日が長くて参る。そもそも長くなっているところにサマータイムで1時間早くなり、日没は8時近い。昼間のつもりでうかうか遊んで気づくと夜中になっている。おかげで毎朝起きられない。日頃より1時間寝坊ということは、サマータイムでなかったら同じ時間に起きているということか。

4/11
アメリカぐるめ探訪記--その6
ニューヨークの有名ステーキ・ハウス「Sparks Stake House」で食事した。こんなに食べ物のことばっかり書くとグルメみたい。
同じくニューヨークの「ギャラガーズ」より格が一段上の雰囲気。お値段もなかなか。サービスで特徴的なのはデザートの時テーブル・クロスを替えてくれること、ロブスターの足の肉を出してくれること。これならカーネギー・ホールに行く前でも食べられる。
この店はシーフードも豊富。前菜に生牡蠣のアラカルト(2種類だったと思う)を頼む。衛生協会か何かのTVCMで生ガキを食べるとエイズの危険性もあるとか脅すので最近食べていなかったが、やっぱりおいしい。アメリカではカキにオフシーズンはなく、年中食べられてうれしい。
メインに私が Red Snapper(赤鯛)、夫が Trout(鱒)。どちらも巨大一匹。鯛はパン粉をつけて焼いたもの。鱒は塩焼き。ごはんとお味噌汁が欲しい味。どちらも骨を抜いてあって食べ易い。アメリカ人が日本で焼き魚を食べたら驚くだろうか?
懲りずにメインを2皿頼んで too much. 途中からおいしいのかどうかわからなくなってしまった。勿体無い。

カーネギー・ホールでボストン響を聴いた。こんなにクラシック・コンサートのことばっかり書くとクラシック通みたい。
演目全てチャイコフスキー。やっぱいいわー。日本人の演歌心にぐっとくる泣き節。
ヴァイオリン協奏曲 D major, Op. 35 は赤いドレスにティアラ(冠)の諏訪内晶子姫。さすがチャイコフスキー国際コンクール優勝。こぶしも結構効いていた。
前の席の人がアメリカ人には珍しい神経質さんで、後方のくしゃみは気にするわ空調のダクトは気にするわで忙しかった。ご本人は香水すごかったですよ。
二曲めは難曲故に不人気という「マンフレット」。舞台狭しと椅子が並ぶ100人超の大編成。大編成は好きだ。迫力が違うもの。
うぅわーいい曲ー泣けるー(滂沱の涙)。と、そこへ、後ろのおじさん、寝るのはいいがいびきはよせ。大体寝るような曲かこれが?(第三楽章はちとたいくつ)
ともあれ、席も今までで一番良く(4Fだが中央右で充分舞台に近い)、演奏はいいし(特に聞かせどころがはまったと思うのですね)マエストロ・オザワはかっこいいしで、いい演奏会でした。

こうして私のカーネギー・ホール1996-97シーズンは幕を閉じるところだったのですが(5月で終了)、評判を聞いて急遽フィラデルフィア・フィルのチケットを取ることに。これはまた楽しみ。7月にはボストン響を聴きにタングルウッドの音楽祭まで遠出の予定。これもまた楽しみ。

4/12
近所のカモ池で鱒釣り大会をやっていた。片道2時間近くかけてニュージャージーのヤオハンまで買い物に行って帰ったらまだ釣っていた。今日は一日大雨だった。

4/15
というわけで急遽カーネギー・ホールに来た。
キャンセルがあったのか「First Tier」が空いていて(いつもはもう一ランク下の「Dress Cercle」が多い)取れてしまった。映画のオペラ・シーンとかでお忍びの貴婦人とかが扇を振ってる横のボックス席だ。
フィラデルフィア・オーケストラで指揮がリッカルド・チャイリー(カタカナ表記適当)。28日ならサバリッシュだった。演目はプロコフィエフ、ストラビンスキー、ラフマニノフ。今までのカーネギー・ホールではいかにも「クラシック」を聴いたがこちらが本来私が好むパターン。現代人にはこれ位複雑な方が。
8席の個室には我々の他におじさん一人。他に誰も来ないので、演奏が始まるとおじさんは我々の横へ、我々は一列前へ移動して最前列へ。ううわーいい席。休憩の後おじさんが戻って来ないと思ったら、空席だった1Fの特等席に同一人物を発見。すごい。慣れている。こうなると我々の後ろが本来の席だったかも疑わしい。しかし私には真似出来ないとわかったのは、一列前にずれただけで席の主が現れたらどうしようと曲が始まるまで落着かないことこの上なかったからだ。結局個室を二人占め。こんな席は生涯二度とないだろう。

さて、演奏はというと、これが非常ーによかったのだ。うーーん、ボストン・フィルより好きかも。好みの問題とは思う。どの曲も70人超の大編成オーケストラだったのだが、上手いのは当然として、同じ楽器内はおろか、楽器間でも曲想に合わせて音質を揃えてそう。という繊細な音の大人数な重なり。指揮者は動きを見てるだけで彼が意図する曲がよくわかってしまいそうなタイプ。オーバー・アクション一歩手前で許容範囲。
ラフマニノフの交響曲第三番で"celesta"という変わった鍵盤楽器が入って、ピアノの人(日本人か日系と思われる)が弾いていた。辞書によるとイタリア語で「天空からの楽の音を聴くような」音というネーミングだそうだが、管なしの子供用鉄琴みたいな音だった。

近頃ちょっと散財しすぎでコンサート貧乏。来月のクレジットカードの請求が恐い。

4/16
今日は"Tax Day". 日本で言うところの確定申告の締切日だ。アメリカではサラリーマンでも個人でこれをやるから大変だ。私は使う一方で無収入だからしない。

4/18
うわだ、大雪だ。おまけにこの風で。吹雪だ。今日は真冬か?
最近北海道で雪が降ったと聞いた。ここも緯度はそれ位だからなあ。近日ボストン・マラソンがあるらしい。日本から来る人は驚くだろう。寒くて。

Fairfield 駅に売店が出来て嬉しい。これで暖かい飲み物が買える。上り方面ホームのダンキンは朝しか開いてなくて。

アメリカで1ドル硬貨は珍しい。流通しているところは見たことがないし、自販機でもまず使えない。ところがそれがグランド・セントラル駅の切符自販機でざくざく入手出来る。おつりが硬貨でしか出ないためだ。Fairfield 駅売店で使って喜ばれた。
ところがもっと珍しい50セント硬貨があるらしい。これには一度もお目にかかったことがない。

4/19
を食べることは多いが「白いごはん」を食べることは稀。おいしくないから。ジャポニカ米ならお寿司や混ぜご飯、インディカ米ならピラフやリゾットにする。ジャポニカ米はカリフォルニア産の「国宝 Rose」を食べているが、今回買ったのは特にまずい。精米し過ぎなのだ。磨ぐ("とぐ"ってこんな字か?英語の上達より日本語が下手になる方が早い)とすぐ砕けてしまい、バリバリ音をたてて水を吸い込むような米。 普通に精米されていれば日本の標準程度にはおいしく炊ける。しかし今までアメリカで買った米のほとんどが精米しすぎで、最近その理由がわかったような気がする。アメリカ人の多くは恐らく「磨がない」で「洗う」だけなのだ。だから日本で精米される米よりたくさん削る必要があるのだという推理。
そもそも米のパッケージに「磨げ」とは書いていない。「洗え」と書いてあるだけ。洗わない人もいると思う。アメリカで売られている米の多くは洗う必要がないから。紙箱入りで、そのまま箱から鍋に振り出して使う。
日系が多い西に行ったら米はおいしいだろうか?

4/20
クリントン(地名)の巨大アウトレット・モールに行った。うちから車で1時間弱。New Haven からなら15分位。先日旅先でわざわざ行ったがこっちの方がずっと広い。
GAP、Calvin Klein等のカジュアルをはじめ DONNA KARAN, バーニーズ・ニューヨークもあって、ファッション・センスの狂いが正された気がした。アメリカにもおしゃれなものはある。その辺の人々に惑わされてダサくなってた私が間違っていた。
散々うろついたあげく「芥川の『芋粥』」状態に陥り結局買ったのは3冊5ドルの本のみ。
ところでこのバーニーズは倒産してサックスに買収されたらしい。どっちが趣味がいいかって言ったらそれはもう。レベルが落ちないか心配。

4/22
ペルー大使公邸人質事件解決。ペルー軍特殊部隊140名が強行突入、テロリスト14人全員死亡という壮絶な結果。アメリカでもトップニュースだった。「Headline News」で放送された中継が日本語だったのでどこ国のTVを見ているのかわからなくなった。

4/23
うちはやはり遂に売られるらしい。大家さんからFAXが。もうお年だし、隣はずうっと借手が現れないしでついに手放す決意をしたとのこと。我々が契約している期間内は持ち主が変っても大丈夫だと言う話だが、何だか心配。隣の住人はひどかったが大家さんたちはいい人だったので残念。

ランナーズがやってきた。日本から来た3人は揃って先日のボストン・マラソンを完走したとのこと。すごい。ボストンマラソンは記録で参加者の足切りをするので出るのがそもそもすごいのだ。本番の前日に行われた「参加者歓迎プレ・マラソン」で瀬古と並走したと感激していた。しかし歓迎行事もマラソンとは。うちに泊まった翌朝は近所の鴨池まで走ってきたというし、その翌日はニューヨークに泊まってセントラルパークを二周したそうだ。走る人はどうしてこんなに走るんだ?そういえばこの季節、近所でも朝晩のランナーやウォーカーが急増中。走り好きの気が知れない。

4/25
伊良部は結局どうなる?ヤンキースに入るのか?アメリカの新聞でも話題。日本では「ワガママ」で嫌われているらしいが、アメリカでは「日本のノーラン・ライアン(往年の豪速球投手)」とか「世界で10本の指に入る投手」とか言われて期待大。ノモの活躍の影響か。契約するなら急げ。私が見に行けるうちに。

4/28
再びカーネギーホールにフィラデルフィア・オーケストラを見に行った。これがいよいよ今シーズン最後のカーネギーホール。
一曲目 Rihm「Ernster Gesang」。 この人は1953年生まれで昨年完成したという曲。私は現代音楽は苦手で、あっち岸へ行っちゃいそうな曲と思ったが、解説にある作曲者が思うところの「ブラームス」的な曲というのはわかった気がした。みんな終わったかどうか自信がないらしく拍手のタイミングに慎重でありました。
二曲目シューマンのピアノ・コンチェルト A minor. やっぱロマン派はいい、と最初は思ったものの一曲目の印象が強烈だったこともあって途中から退屈して気が遠くなってしまった。クラシック鑑賞の印象の良し悪しは体調に左右されるものだ。にもかかわらず、三曲目のブラームスは素晴らしかった。
Brahms交響曲第三番。隣のとなりの席のおじいさんは第三楽章のあのフレーズが余程好きなのだろう、一緒に歌ってしまっていた。
前回と変りなく演奏は上手いのだが(特にソロ・パートを演奏する人々がすっごく上手い)、曲に合わせて更に深みのある音だったように思う。サバリッシュの指揮は大物っぽかった。私はこうしたパントマイムったり踊ったりしない指揮者の方が見ていて落ち着く。

さて、次回クラシックの催しはタングルウッドの音楽祭で何とボストン響とジェシー・ノーマンの共演なのだった。

4/30
ゴシップ3話
シンディー・ローパーに子供が出来たらしい。「わたしのお腹には将来のバスケット・ボール選手(フットボールだったか?)かモデルがいる」との談。結婚してたとは。だいたい芸能ネタで知っていることの方が珍しいので知らないのだった。

最近「エル」だか「コスモポリタン」だか女性誌で選ばれた「世界一美しい男」がトム・クルーズだった。全くアメリカ人の目は。ところでテレビで映画「アウトサイダー」を見たら若き日のこの人も出ていて驚いた。その後続々スターになった人たちが出ていたのだった。

クリントンの娘はスタンフォードに入ることにしたらしい。イェールとどっちにするか迷っているという話だったが。親の七光りに関係なく出来のいい娘ともっぱらの評判。


97年5月へつづく