最高傑作級ぅ〜〜。もうもう、ヒロインのロミ・品川が、萌え萌え。コミカルな会話主体の、良い意味で頭の悪いキャラクター小説なんだけど、いやぁ、面白かった面白かった。
というわけで、『ZOKU』に続くZシリーズ第二段。って、『ZOKU』とキャラクタとコンセプトが一緒なものの、まったく別の話なのんな。読み始めたときは、『ZOKU』との関係が掴めなくて、非常に混乱しましたよ。「なんで、ロミ・品川とケン・十河の出会いからはじめてるんだ?」みたいな。
そゆわけで、上司を殴って左遷されたロミ・品川が新たに配属された部署は、悪の怪獣に立ち向かうべく、正義のロボットを開発していた……。という感じの、30代独身で崖っぷちなロミ・品川をヒロインに、特撮ロボットものを茶化したようなコメディ。会話主体で生き生きと書かれたキャラクターが魅力的で、ほんと、面白いなぁ。SFや特撮を茶化した小ネタも楽しく、いやぁ、笑える笑える。まあ、かなり毒のある悪ふざけした内容なので、ちょっと人を選びそうな気はするけど、個人的には、ほんとに面白かったです。楽しかったぁ〜〜っ!!
[ Zシリーズ ]
▽ 昨日は人間ドック。異常値検出&自覚症状あり、ということで、専門医の診断を受けろという話に(汗;。
▽ [TVA]『ストライクウィッチーズ』#5。だははははははっ。や、この作品、今期一押しなんだけど、ホント素晴らしいっ!! というか、そのオチは酷すぎるだろっ!!(爆笑)。
テーマというかコンセプト的に、酷い作品ばかりだ(褒め言葉)。インパクト重視の一発ネタみたいな作品が多いのだけど、どの作品も面白い面白い。特に、オチが酷いのばっかしだしなっ!!(笑)。……ただ、野暮かもしれないけど、SF的にはちょっと突っ込みどころが多いのが残念。
そゆわけで、小川一水の短編、5編。それぞれ簡単に↓。
フリーランチの時代
変わったファーストコンタクトモノ。火星調査中に重症を負った三奈は、未知の存在に生きるか死ぬか、尋ねられる……。と、あっけらかんと書かれてるけど、仲間を増やしてくアレコレは、えげつなくて酷いよなぁ。オチも酷い(笑)。
Live me Me.
植物人間状態となった女性が、技術の進化で新たな自由を手に入れる……。と、だんだんと自由を獲得していく様は、素晴らしい。そして、これもオチがえげつなくて酷いこと酷いこと。
Showlife in Starship
宇宙時代のひきこもり。ハウスキーパー型AIがナイス。
千歳の坂も
毎年の平均余命の伸びが1年を超え、実質的に、不老不死になった人類。というネタは面白かったけれど、それだけだなぁ。
アルワラの潮の音
『時砂の王』のスピンオフ作品。王道的な少年の成長物語なんだけど、できは悪くないものの小さくまとまってしまっていて、物足りない印象だったり。
[ フリーランチの時代 ]
いやぁ、面白いっ!! 恋と野球に頑張る乙女たちの真剣勝負に、盛り上がる盛り上がる。や、一巻では、嘘のつき方が下手で説得力に欠ける部分もあったけれど、この二巻ではそういう下手な部分もわりと改善されていて、ホント、面白かったぁ〜。
いよいよ、男子との野球対決がはじまる……。というわけで、女性がお淑やかであることを求められていた大正時代を舞台に、野球に賭ける乙女たちの青春物語。ちょっと展開に無理があったり、まだまだ嘘のつき方が下手だったりもするけれど(巴の最終打席は興ざめだろ)、総じて、気持ちの良い青春ストーリー。わりと本気で野球小説になっていて、なかなか面白かったです。というか、よく小説で、ここまで野球の試合中心に描いたよな。すごいと思う。個人的には、もうちっと心情描写にページを割いても良かったような気もしますが(^^;。
それにしても、ドラマCD が出たり、漫画化 したりして、出版社は力を入れてそうなわりに、前作から一年以上。二巻で完結。せめて、もうちょっと続ければいいのに……。
[ 大正野球娘。 ]
<守り人>シリーズなのにバルサが出てこないと思ったら、もともと番外編的な位置付けの一冊だったのか。なるほど、確かに、タイトルにも「守り人」がない。チャグムが主役の話は、タイトルに「旅人」がつくのんね。
隣国サンガルの新王即位の儀に招かれた新ヨゴ王国の皇太子チャグム。ちょうどその時、大国タルシュ帝国が、サンガル侵攻の陰謀を巡らせていた……。と、バルサでなく、チャグムが主人公になったとたん、国際紛争どころか世界大戦に発展しそうな大きな話に(笑)。地味なものの、スケールの大きい、良く出来たファンタジーでした。特に、チャグムの葛藤と、そして至るチャグムの決心が素晴らしいっ!! ……って、ただ、ジョブナイルを目指した弊害か、チャグムにしろタルサンにしろ、「それで14歳という設定は無理ありすぎだろっ!!」みたいに無理やり設定上だけ年齢を下げてます、みたいな部分が気になったりも。いや、主要キャラは10代が多いはずなのだけど、みんな老成していて若さが全く感じられない。年寄りばっかりだ(^^;。
それにしても、あとがきの「行き当たりばったりで物語を書いている」というのは、非常に良くわかるのだけど(^^;、ここまで大きな世界観の話にして、どう物語に決着をつけるつもりなんだろ。まだまだ続くとはいえ、先が気になるなぁん。
[ 守り人シリーズ ]
▽ 夏休み前なので、いろいろ忙しい……。
▽ 昨日から夏休みの予定だったのだけど、……夏休みがはじまりません(T-T)。
▽ 数年ぶりに PC98の電源をつけようと思ったら、……起動しないんですが(汗;。電源は入るのだけど、メモリチェックすらはじまらない。や、電源のON/OFFを繰り返すと、ごくまれにメモリチャックも走り、起動シークエンスに入るのだけど、今度はディスクの読み込みが怪しかったり(^^;。……まあ、めったに使わないので、必要ないといえば必要ないのだけど、たまに古いゲームがやりたくなるんだけどなー。エミュレータ環境でも整えようかしらん?
修学旅行がはじまってからの展開が凄ぇぇぇぇっっっ!! もう、毎回クライマックスといわんばかりの、とにかく、少女漫画バリの直球な恋愛ストーリーが素晴らしいっ!! 大河、実乃梨、亜美のそれぞれの想いも明らかになりつつあり、すげーよ、マジすげーよ。
傷心に暮れる竜児、竜児からの一人立ちを決心する大河、何事もなかったように振舞う実乃梨、それぞれの想いを抱えながら、修学旅行がはじまる……。という感じで、淡々とした前半は、「アニメ化のための引き伸ばしか?」と思えるぐらい動きが重かったのだけど、修学旅行に行ってからが、凄い凄い。これぞ恋愛モノの醍醐味と言えよう、泥沼泥沼。好み的には、実乃梨、亜美の想いは、もっとはっきり描くべきだし、逆に、大河は早すぎるとも思ったのだけど、とにかく続きが見えない展開は非常に楽しい。これから、どうなるんだぁっっっ!!
[ とらドラ! ]
ゴミ。いや、いきなり来た女の子に欲しいものを問われて、「君のような女神に、ずっとそばにいてほしい(<ちょっと違う(^^;)」と返答することから始まる物語なんだけど、何が酷いって、そんな導入にもかかわらず、主人公の元に来た女神(<ちげー)がいなくても、ほとんどストーリーが成立するのよ。いかにもな『ああっ女神さまっ』クローンにもかかわらず、ここまでヒロインの存在感が薄く、ラブコメ要素も弱くて、いったい何がやりたいんだ?
ていうか、ヒロインはどう見てもツンな幼なじみの美早子にしか見えないし、女神役の にこら の設定も物語を散漫にしてるだけなので、いっそ、にこら を消して、幼なじみの美早子とのラブコメに徹したほうが良かったんじゃね? ラブコメとしても、ハートフルストーリーとしても、お話になってないレベルで、現状では、最低につまらないと思う。
[ 僕は彼女の9番目 ]
▽ そして、せっかくなので、[PC98]『DragonKnight4』をプレイ開始。とりあえず、1周目終了まで。や、昔はこういうシミュレーションRPGが好きだったのよねん。ストーリーも印象的で、はじめてプレイした時は、展開も衝撃なら、カケルをまったく使っていなかったので経験値が足りず、2周目の冒頭でどうやってもクリアできずに嵌ったのも、良い思い出です(^^;。
どんだけ鈍感で不器用なんだよっ!! グダグダ悩む少年にやきもきしつつ、だからこそ、素晴らしい青春物語として仕上がってるのんなっ!! 音楽を絡めた演出は相変わらず素晴らしく、すげ〜面白いっ!!
合唱コンクールから体育祭、文化祭。真冬の幼なじみユーリ登場で、さらに複雑化する恋模様。といった感じで、相変わらずのナオの鈍感さにやきもきしつつ、非常に楽しく読みました。新登場のユーリも、その中性的な立ち位置が、グッドグッド。や、ユーリは一体、どっちのライバルになっていくんだ(笑)。……非常に青春してるナオの悩みと、不器用で清々しい民音のメンバたちと、一人かっこいい神楽坂先輩。そして、作品を彩る音楽と絡めた演出が、ほんとに素晴らしいなぁ〜。
[ さよならピアノソナタ ]
このスケールの大きさは凄いなぁ。……ただ、結局ラストまで、完成度は低いまま。いや、このスケール感だけで、十分おもしろくはあるものの、さすがにここまで完成度が低いと、編集の人がなにを仕事しているのか、疑問で疑問で仕方が無い。ていうか、間違いなく、編集の人のチェック入ってないでしょ(^^;。
エヴァの二次創作として始まったこのシリーズも、いよいよ最終巻。憑かれた者との戦いでウィザードとしての力を失った恵は、魔力を取り戻すための旅に出かける……。という感じなのだけど、この最終巻は、正直、読者置いてけぼりで、ぽかーん。いや、このシリーズは、もともと、単に作者が書きたいものを、そのまんまシーンの取捨選択もなしに垂れ流してる風なところがあったのだけど、この最終巻は、なおさらその傾向が強いのよ。シーンを整理して構成をきちんと組み立てれば、最終巻にふさわしく、もっと凄く盛り上がって面白くなっただろうに、もったいないっ!! ……まあ、スケールの大きなラストは、いかにも面白かっただけに、こー、素人が見てもいくらでも改善の余地がある完成度でしかないのは、とにかく、もったいなくて残念だなぁん。
[ 福音の少年 ]
▽ ネット通販で買った座椅子が届いたのだけど、実物を見ると、商品画像から思っていたイメージとなにか微妙に違っていて、なんとなくガックリな今日この頃です。
▽ 先日はじめた [PC98]『DragonKnight4』は無事クリア。やっぱし、ゲームとして面白く、ストーリーも印象的だよなぁん。……しかし、これだったら、PC98はエミュレータ環境でホント十分な予感。
3巻は高嶋空の物語。って、今後の展開に大きく寄与しそうな内容ではあったけれど、今までの主要メンツはあまり出てこないし、これ一冊だけで独立して読めるような、番外編的な話か。綺麗に纏まった良作ではあると思うのだけど、結局のところ、淡々とした昔語りなので、いまひとつ物足りない部分はあったかしらん。むしろ、今回の展開で、本筋がどう動くのか、そちらの方が楽しみです。
[ シフト ]
▽ Vista標準の画面周りのカスタマイズを使っていると、ウィンドウ外枠の水色が、どうにも気になって仕方ないので、StyleSelector というツールを使って、いろいろなビジュアルスタイルを試したりしてる今日この頃です。……で、どのビジュアルスタイルを使っても、さらに、リソースの書き換えに手を出しても、どこかに不満が残ってしまい終わりがありません。どつぼってる?(汗;。
織機っ!! 織機っ!! 織機っ!! 織機っ!! 綺ぁぁぁ〜〜〜っ!!
というわけで、上遠野浩平の新シリーズは、『ビートのディシプリン』の衝撃的なラストに向けて、炎の魔女こと霧間凪を中心に、谷口正樹や織機綺、羽原健太郎らがかかわっていく物語。今巻はあくまで新シリーズのプロローグ的な内容で、『ビートのディシプリン』と同じ時系列を描きつつ背景の説明、といったところかしらん。まあ、まだまだ物語はこれからなので、今巻に関しては、ストーリー的にはどうこうという感想はなく、とにかく織機さいこーーっ!!としか。<をい
それにしても、『ビートのディシプリン』の最終巻が出てから3年ということもあり、半分忘れているのがにんとも。そもそも、凪ってあんな性格でしたっけ(汗;。や、上遠野浩平作品を読むといつも思うのだけど、新刊を読むたびに、誰が誰だかわからんようになるので、キャラ説明なり相関図なりが欲しいところです(^^;。
[ ブギーポップ ][ ビートのディシプリン ][ ヴァルプルギスの後悔 ]
▽ TBSアニメフェスタにて『大正野球娘。』のTVアニメ化を発表! - 気が向いたらのライトノベル週報。売り上げがあるとも思えないのに(^^;、やけにメディアミックス展開に力を入れてる [小説]『大正野球娘。』(→感想) が、アニメ化か。完結した小版も、続編が出たりするのかしらん?
眼鏡っ!! 眼鏡っ!! 天然系の眼鏡っ娘で、幼なじみですよっ!! くうぅぅ〜〜〜〜〜。
最近、ネットで話題になっている『俺妹』。「眼鏡の幼なじみが素晴らしい」と評判らしいので、遅ればせながら買ってきました。いやぁ、確かに素晴らしい天然形の眼鏡っ娘っ!! 田村麻奈実ちゃんっ!! まったりとしつつバレバレな、主人公好き好きオーラが、ホントぽやぽやっと素晴らしいっ!! さらに、眼鏡っ娘といえば、オタク系コミュニティサイト管理人の沙織お嬢様もいらっしゃいますが、眼鏡を取るとカワイイ系というのは、ちょっとマイナスポイントだと思ったり。
ストーリーにも触れておくと、美人で今風な妹は、実は、隠れオタク。その妹の秘密を知ってしまった兄貴が、妹に振り回される、という内容。コメディとしてもヒューマンドラマとしても出来がよく、非常に面白かったです。萌えというよりもリアルを感じさせる妹の描写が秀逸。正直、前作の『十三番目のアリス』は力不足な部分が目立つ作品だったので、構成やキャラの見せ方、演出も、格段に巧くなっていてビックリしましたよ。ほんとにめちゃくちゃ面白かったぁ〜。
[ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない ]
▽ で、一迅社文庫の新刊も探したけど見つからず。無念。
▽ MF文庫J9月新刊の「ゼロの使い魔」15巻にDVD付き特装版 - 平和の温故知新@はてな。DVD付で税別1,000円は、お得といえば、お得なのか? ……試みとしては面白いけど、どちらが本体かわからなくなってくるなぁん。
▽ [TVA]『ストライクウィッチーズ』#7。ズボンだったのかっ!! うわぁ、頭の悪い(褒め言葉)ネタをクオリティ高く仕上げてくるのは、素晴らしいなぁ。演出の方向性も感心しきり。ホント毎回、すげぇおもしれぇっっっ!!
手紙を手にした眼鏡っ娘とUFOのイラストをお題に、それぞれの作家が競作するというコラボレーション企画。参加した作家は、うえお久光、時雨沢恵一、上月司、有川浩、中村恵里加、五十嵐雄策、有沢まみず、柴村仁、古橋秀之、岩田洋季、成田良悟の11名。
似たようなコラボ企画としては、富士ミスの『ネコのおと』(→感想)を思い出すけど、『ネコのおと』に比べるとはっちゃけた作品がなくて、物足りないのが正直なところ。全体的に、王道的でベタ。規格外な作品が無いのよな。ただ、ベタなネタが多い割には、ネタ自体は被ってないんだけど、一応、調停は入っているのかしらん(^^;。
そゆわけで、印象的な作品を以下簡単に↓。
ラブレターズ /うえお久光
やきもきするような、純粋で綺麗な幼なじみモノ。うえお久光がこういうストレートな恋愛モノを書いてくるとは思わんかったよ。
代理戦争とその人選における諸問題 /中村恵里加
ネタが古いよっ!!(爆笑)。『痛快GANGAN行進曲』とか、今の電撃読者でどんだけ知ってるんだっ!! や、私は、当時、NEOGEOでプレイしてたがなっ!! いやぁ、おもしろいおもしろい。
SMOKING CHAIN /有沢まみず
てっきり恋愛モノかと思ったら、有沢まみずがこういうネタで攻めるとはなぁ。
タカチアカネの巧みなる小細工 /柴村仁
これも綺麗な恋愛モノ。タカチアカネの扱いがグッド。
シンデレラ /岩田洋季
今回の作品の中ではいちばんのお気に入り。女の子一人称による綺麗な恋愛モノでいいねぇ。
[ まい・いまじね〜しょん ]
こういう設定なら、素直に、エロエロなエロゲにすれば良かったのに……。
そゆわけで、種馬として異世界に召喚された少年が、五人の美姫から熱烈にエッチを求められるという、非常に期待させる設定の新シリーズだったのだけど、……ダメ。いや、どうにも設定倒れで、ラブコメとしての作り込みが非常に甘いのよ。例えば、主人公の恭太郎がエッチを拒む理由が「カタブツだから」というのは、なに? それじゃ、ほとんど理由になってない上に、コメディにもラブにも、話が広がんないじゃんかよ。五人のお姫様たちも、第一王女のユフィナはともかく、他の四姉妹は、ほとんどエロ&コメディ担当で、すでに恋愛に絡みそうに見えないのは、どういうことよっ!! 恋愛モノじゃないのかよっ!! いや、むしろユフィナとの恋愛が軸だというのであれば、それなら今度は、もっとそっちにページを割くべきだろっ!!
あと、この設定にもかかわらず、エロ方面が大人しいのも問題。もしかして、ライトノベルということで遠慮してるのかっ!! いや、本番に至らないまでも、ピーとかピーぐらいは、当然あるだろっ!! 常識的に考えてっ!! ……や、富士見ファンタジア文庫が、MF文庫J風なエロコメ路線の作品を出してきた点は評価できるけど、どうせやるなら、こんなエロ風味ラブコメ未満の内容ではなく、『かのこん』とか『初恋マジカルブリッツ』のレベルを目指せよっ!!
[ H+P ]
▽ 「デニーズ」大胆値下げのナゼ? 客が増える保証ないという声も(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース。土日はわりと、読書場所にデニーズを使うことも多いので、値下げは嬉しいところ。……でも、デニーズって、微妙に高級感を出してるところが良かったのだけど、サービス面でもガスト化したら、それはそれで物足りないよかーん。
だははははっ、最高傑作級ぅ〜〜。というか、龍凰院麟音がカワユすぎるだろっ、うひぃぃぃ〜〜〜〜〜。いやもう、高飛車で貧乳なお嬢様である龍凰院麟音が、ひたすら可愛いぃっっっ!! そして、コメディ過多なラブコメ展開が、とにかく笑えるっ!! 爆笑っ!! 大笑いっ!!
夏休みの記憶を失った、おっぱい好き巨乳好きの下流庶民・月見里悠太と、女帝と恐れられる貧乳お嬢様・龍凰院麟音。失われた夏休みを調べると、信じられないことに、夏休みの間に二人は恋人になっていたらしい……。という感じで、本来ありえない組み合わせの二人による、どたばたラブコメ。いやぁ、高飛車お嬢様ということで、ひたすら無茶を強要する龍凰院麟音と、おっぱいおっぱいと下品な悠太の組み合わせが、コミカルで非常に楽しい。そしてなにより、恋に恋するツンツンした龍凰院麟音の可愛いこと可愛いこと。や、基本に忠実な、良く出来たどたばたラブコメですよっ!! ほんと萌えて笑えるぅ〜〜。
ただ、話の纏めとなる後半は、強引な上に盛り上がりも弱く、そこは残念。ていうか、続編にネタを残しつつ、1巻で完結してもいいように纏めつつで、すげー中途半端。いや、一応、あとがきによると、続編はあるんだよね? もともと一発ネタ向きの話だし、続編に期待しつつ、不安だなぁん。
[ 女帝・龍凰院麟音の初恋 ]
▽ 手回し型のシュレッダ を買ったりして、わざわざゴミを作ってシュレッダにかけたりしてる今日この頃です。や、ハンドルを回すのが無駄に楽しいのだけど、ハンドル部分がちゃっちいので、何枚もかけてると、すぐに手が痛くなるのが問題。
▽ 池袋に集まるライトノベル作家たち――「いけぬこ研究会」まとめ - ウィンドバード::Recreation。[文庫]『女帝・龍凰院麟音の初恋』(→感想)のあとがき や 来月発売予定の [文庫]『ばけらの!』(→Amazopn)で、最近話題になっている作家集団「いけぬこ研究会」に関するまとめ記事。……ブログでも、やたら仲良さげに見える集団だったりしたけれど、しかし、もともと支倉凍砂の個人用として借りた仕事場に、これだけの人数が入って、どういう状況になってるんだ(^^;。
相変わらず、クルーエルとネイトの名詠シーンはとにかく綺麗だなぁ。加えて、ネイトを恋愛の対象として意識し始めたクルーエルは、微笑ましいこと微笑ましいこと。くぅ〜〜〜。
<孵石>と似た特徴の触媒を持つという凱旋都市エンジュ。その触媒の正体を探るため、<イ短調>に協力する形で、ネイトとクルーエルはエンジュに旅立つ……。と、なにかを知りつつ言葉を濁すアーマ。そして、そのエンジュの地で、いよいよシャオとネイトは対峙するっ!! いかにも、新章スタートといった風に謎を散りばめつつ、いいところで次巻に続いてるので、まあ、続巻に期待ということで。
ただ、やっぱり情報の提示の仕方が下手だなぁ。思わせぶりに書くだけ書いて、結局、なんの効果を出してなかったりして、どうにも読者の反応と効果を計算して提示できてない予感。開始当初に比べて、かなり話も広がっているので、このままでは不安だなぁん。
[ 黄昏色の詠使い ]
だはははっ、そんなキャラ設定だったとはっ!! いや、そんなにパートナーって重要だったのかぁ〜〜。もう、大笑い大笑いっっっ!!
性的に興奮すると人が変わるという厄介な体質の遠山キンジは、ある事件をきっかけに、ちんまいツインテール娘―神埼・H・アリアに、「あたしのドレイになりなさい!」と付き纏われるようになる。……という感じの探偵小説?(^^;。ストーリーはわりとどうでも良くて、アリアの凶暴で横暴な性格を楽しむ作品。そして、そのアリアと理子の設定に大爆笑っ!! ていうか、理子絡みのネタはいろいろ酷すぎるだろ(爆笑)。
好み的には、ヘタレなキンジがウザすぎて、せめて、キンジが武偵を止めたい理由は、もっと早めに明かすべきじゃなかったかしらん?と思ったりするし、あとは、白雪の絡みが少ないのはどうよ?と不満もあったりするのだけど、そこら辺も含めて続巻に期待かしらん。……それにしても、そういうネタで遊んでるわりには、アクションばかり強調されていて、探偵に見えないのはどうよ(^^;。
[ 緋弾のアリア ]
相変わらず、ぇちシーンが続くだけで、それ以外は、内容らしい内容がない作品。というか、普通の18禁作品より、明らかにその手のシーンは多いのだけど、読むたびに、年齢制限がないのが不思議でしょうがない(^^;。……とりあえず、処女膜ネタは大爆笑。ただ、やっぱり、いい加減マンネリ化してるのは否めないかなー。
[ 初恋マジカルブリッツ ]
なんと猥雑で混沌とした世界っ!! や、江戸吉原と帝政ロシア、そして秋葉原的な未来のネット社会をごちゃ混ぜにした世界観が魅力的な作品。……ネット技術のみがいびつに発達した帝政ロシア支配下の江戸、というヘンテコな世界で、秋葉原に潜伏するロシアの偽皇子が、吉原の花魁を伴い、ロシア帝国の首都・ペテルブルクを目指すっ!! ペテルブルクに行きたいかーーーっ!!
って、「冬季シベリア横断ウルトラクイズ」に爆笑。帝政ロシア+江戸な未来という時点でかなり変なんだけど、このウルトラクイズといい、各種オタクネタといい、ほとんど悪ふざけのような、猥雑なノリの世界観がスゲーな。ただ、この世界観がこの作品の魅力の全てとはいえ、ストーリー的にはオチが弱いのが残念無念。どうにも尻切れなんだよなー。
[ 赤い星 ]