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ロシア語文法

−ロシア語の動詞編−

掲載にあたって

日露平和条約は、紆余曲折はあろうがいずれにしても近い中に締結されるだろう。それを契機に日露の経済・文化交流は大きな転換期を迎えるはずである。最低水準にまで低下したロシア語の需要は、一気に加速増加し、ロシア語堪能者は人材不足となるだろう。ロシア語を今学習することは、大きなメリットに繋がるはずである。

これは「ロシア通訳プロ入門編bS」の構成部分として一つのテキストとして出版する予定のものであった。しかし、ロシア語需要の緊急性を考え、それとは別個に公表することにした。資料そのものは、第一級であり、多くの点で詳細な説明がある。

多くの誤訳の主因は文法理解の乏しさによる。一般の文法書と多々重複する箇所もあるが、この資料では、特に体の用法について詳しく記述してある。動詞に関し何か分からない時は、この資料を参考にされると多くのことが理解できると考える。

ロシア語の背負った歴史的特殊性により、ロシア語の研究者の数も、学習者の数もあまりにも少なすぎる。それ故、日本で出版されている文法書の多くは初歩的説明に終始している。文法の専門的分野は一部の専門家が知るのみである。

日本の資本の投資先はもうロシアしか残っていない。否が応でも日本の資本はロシアに流れるはずである。ロシア語学習は再び大ブ−ムとなるだろう。

本参考資料は最終推敲が終了していない。その点を考慮して使用すれば、必ず役に立つと信じている。

本参考資料は個人目的として使用すること、それと一切の転載は禁止します。 

 1998年5月17日

編著者:飯塚俊明

 

 

参考文献

◇ロシア語語源辞典、マクス・フォスマ−、1986、プログレス出版社
◇ロシア語初級コ−ス、マクシ−モフ・V.I.、教育出版社、 レニングラ−ド、1977
◇ロシア語文法、旧ソ連邦科学アカデミ−ロシア語研究所、N.IU.シヴェドヴァ他、1982、ナウカ出版社、モスクワ
◇実用ロシア語文法、I.M.プ−リキナ、1975、ロシア語出版社

◇現代ロシア語<措辞論>、S.E.クリュチコフ、1977、教育出版社、モスクワ
◇ロシア語例文集、N.A.ラブロフ、1978、教育出版社、モスクワ
◇ソビエト百科辞典1990年版、A.M.プロホ−ロフ、1990、ソビエト百科辞典出版社、モスクワ
◇露文解釈から和文露訳へ、除村吉太郎、1967、白水社
◇露和辞典、東郷正延、1988、研究社
◇露和辞典、S.F.ザル−ビン、1988、ロシア語出版、モスクワ 
◇ロシア語辞典、旧ソ連科学アカデミ−ロシア語研究所、1982、ロシア語出版社、モスクワ
◇現代ロシア語標準語辞典、旧ソ連科学アカデミ−言語学研究所、1955、ソ連科学アカデミ−出版、モスクワ・レニングラ−ド
◇中等学校上級用ロシア語参考書、V.F.グレコフ、1975、教育出版社、モスクワ
◇ソビエト大百科辞典、A.M.プロホ−ロフ、1978、ソビエト百科辞典出版社、モスクワ


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一般的特徴

体の分類と全体の特徴

完了体の形成:対応する体

接頭辞無し不完了体動詞−接頭辞付き完了体動詞−

接頭辞の付いた動詞の体

不完了体の形成

接頭辞の無い完了体動詞の未完了相(不完了体)化

運動の動詞の対応する体

両体動詞(完了体動詞と不完了体動詞が同じ)

対応する体のない動詞(対応する体のない不完了体動詞)

対応する体のない完了体動詞

動詞の機能別定義

行為を数量的・時間的に表す方法 (一回の行為又は短さを表す動詞)

時間の長さ(継続性)又は反復性を意味する動詞

行為に特定の結果の意味のある動詞

体の用法

動詞の体で表現される状況のパタ−ン

具体的プロセス(不完了体)及び具体的事実(完了体)の用法

反復行為の状況

“無制限・多回行為”(不完了体)の用法

実物・実例(完了体)の用法

不変の関係の状況

不変の関係の状況を表現する際の不完了体動詞の用法

普遍的事実の状況

一般化された事実の不完了体の用法

完了体及び不完了体の用法及び、そのパタ−ン

相のカテゴリ−

他動詞と自動詞

−他動詞と自動詞−

対挌補語を要求する動詞と対格補語を要求しない動詞の関係

能動相の再帰動詞

法のカテゴリ−

−全体の特徴−

−直説法−

−命令法−

命令形の全使用方法の解説:

−仮定法−

時制

時制のカテゴリ−

合成未来と単一未来の関係:

時制形式の用法

現在形の用法

過去時制形式の用法

未来形の用法

人称のカテゴリ−

人称形

人称形のカテゴリ−と用法 

数のカテゴリ− 

性のカテゴリ−

動詞の各形態学カテゴリ−の相互関係

動詞の語形変化

動詞の変化

動詞の語形変化分類

孤立動詞

動詞の現在語幹と過去語幹の関係

動詞の修飾 (定語)

形動詞と副動詞

形動詞の一般的特徴

形動詞の形成方法 

現在形動詞

過去形動詞 

副動詞

不定詞